このアパートに越してきて、ちょうど丸7年になりました。
内見に来たとき、壁をぶち抜いたこのグレー色の壁紙のところが『なんとなく梁みたいでいいなぁー』と思ったのと同時に『木目の壁紙なら〝梁〟に見えそうなのになぁ~』と思いました。
白い壁紙と、グレーの壁紙は、縦にストライプの模様が入った色違いで、グレーの色は、台所の一面の壁紙と模様は違いますが、ほぼ同じ色なので落ち着いた雰囲気になってるように思います。
でも、ここだけは、木目にしたかった。
木目にする方法をいろいろ考え続けて‥やっと木目にできました。
どうにかしてできないか考えては『やっぱりムリ…( ᵕ⚰︎ᵕ̩̩ )』ってなるのを懲りずにくりかえし、玄関ドアに使うリメイクシートを探してるとき、とっても好きな模様の壁紙をみつけました。
玄関ドアと〝梁〟(もどき)をおそろいの木目にしたら、すごくよさそう。
幅も広いし、『これならできるかもっっ( ㆆ–ㆆ)و✧』と、長年の望みを叶えられそうなあかるい兆しが見えました。
このとき考えてた作業の段取りは、〝マスキングテープの上に、貼って剥がせる両面テープを貼って、糊なし壁紙を貼ればいいだけ〟。
きっちり壁紙を切ることさえできれば、すっごく簡単にできる、と思いました。
壁紙が届く前にホームセンターにマスキングテープと両面テープを買いに行き、壁紙用のマスキングテープを発見して『これで原状回復も大丈夫』と大喜びで、たくさん必要になりそうだから、貼って剥がせる両面テープとそれぞれ10本ずつ買って、準備万端で壁紙の到着を待ちました。
壁紙が届き、ottoとふたりで作業開始。
横に長い部分は、一枚で〝凹〟のカタチで貼りたい。
ottoに、壁に両面テープと貼って剥がせる両面テープを貼ってもらってるあいだに、〝凹〟の部分をはかって、慎重に慎重に壁紙をカッターで切り、切った壁紙の四辺に、マスキングテープを貼って、その上にビニールテープを貼りました。
ビニールテープを貼っておくと、貼り直さなきゃいけいときに、やりやすいと思ったから。
準備が整い、壁紙を貼ろうとしたら‥
〝きっちりはかって切った〟のに、はかったほうはぴったりだけど、途中から壁紙が余ってきました。
はかると、壁紙はちゃんとまっすぐ切れてる。
梁のようなところの片側しかはからなかったわたしのミスで、右と左は2㎝近く違いました。
修正して、こんどはぴったり、うまくいくはずなのに、まだうまくいかない。
わたしが壁紙に貼ったマスキングテープ+ビニールテープがマズいとottoが言う。
「ビニールテープひっぱりながら貼るからダメなんだって」と。
はい、そのとおりです。
壁紙を破かないように、慎重にマスキングテープ+ビニールテープを全部剥がして再チャレンジ。
もういい加減うまくいってほしいのに、今度は、壁紙用マスキングテープが貼ったそばからどんどん剥がれてふたりとも壁紙おさえるのにバンザイ状態でかたまって…( ᵕ⚰︎ᵕ̩̩ )⇣⇣。
粘着力が弱いから壁紙用、壁紙はけっこう重い。
でも、いっぱい買ったから、貼ったままホチキスでなんヶ所かとめたり、なんとかしようとがんばってみた。
‥が、大量に買ったこの壁紙用マスキングテープは、今回のDIYでは〝使えない〟と判断をくだして、いつも使ってる日東の太めのマスキングテープをottoにひとりでホームセンターに買いに行ってもらい、帰ってきたところで、この日は時間切れ。
壁紙は…もうぐちゃぐちゃ(⇠でもそのまま使う)。
ホチキスでとめたところはそのままにして、穴の目立たないピンでなんヶ所かとめておいて、ふたりで作業できる週末までこのままにしておこう、とottoは言いました。
翌日、パートから帰ったら、ピンが何本もはずれて壁紙がだらんとなってました(破れてなくてよかった߹-߹)。
この状態で何日も放置しておくのは耐えられるわけないのはわかってたので、ひとりでどうにかすることに。
まずは、縦に長い2面は、1枚を〝』〟のカタチで貼ってましたが、たわみ過ぎてたので、一面ずつに貼り直し。
〝凹〟の壁紙をかぶせるので、赤丸の2ヶ所は、余分な部分をつけます。
電気のスイッチある面は、どんなにがんばってもうまく貼れなくて、いっぱいたわんでます。
左側の面だけは、うまく貼れました。
それだけが救いでした。
ひとりでも〝凹〟のカタチで1枚のまま貼りたい。
でもそうなると、上の部分は、マスキングテープ+両面テープでは心許ないからどうにかしないといけない。
で、押し入れの中を眺めたら、格子窓もどきのときに余った〝ビニール押さえ〟の木材が‥。
長めの木材が全部で6本あって、並べてみると、なんとっっ〻(°ᗜ° )、壁紙より5㎜足りないだけ。
奇跡だと思いました。
これをやるために余ったのかと思ったくらいです。
でこぼこしないようにセロテープを1周巻いて貼って、長い1本にして、端から端まで両面テープを貼って、壁紙を貼ります。
5㎜足りないのなんか、なんの問題でもない。
・木材を壁紙に両面テープで貼る
⇣
・壁の、緑のマスキングテープがくる位置にマスキングテープと両面テープを貼る
⇣
・片側の壁から、石膏ボード用ピンで木材を打ち付ける
⇣
・たわまないように気をつけて、両面テープ5か所をきれいにくっつける
⇣
・反対側の木材をピンで打ち付けたら完成。
と、頭の中で考えた段取りでは、そんなにしんどい思いをしないで『完成~っっᐠ(˶` ᵕ´)ᐟ』となるはずでした。
まず片側に木材をピンで5ヶ所打つのはすんなりできました。
セロテープで巻いてつなぎ合わせた2m以上の木材を天井にひとりで打つのはたいへんだったけど、ここまでは順調。
…つぎは、壁に貼った5ヶ所の両面テープと壁紙のマスキングテープの位置を合わせて貼る。
…つまずきました。
ここをクリアすれば反対側の木材に5本ピンを打つだけで、この両面テープの部分はそんなに難しくないはずなのに、まったくうまくいきません。
かなり時間をかけてもどうしてもうまくいかない…時間のムダなので、打ったピン全部外して、〝凹〟で貼るのは諦めて、一面ずつ貼ることにしました。
壁紙ぐちゃぐちゃになってしまったことが関係あるのかも…。
木材がついてる壁紙は、余分に長くしておいて、ピンで打ったら、壁紙がたわまないように折り目をつけて、下の面にマスキングテープで貼れば、ここの面は石膏ボード用ピン5本の固定だけですんで、ヘタにマスキングテープだの両面テープを貼らなくてよくなる。
余分にとって折った壁紙をマスキングテープで固定したら、その余分な部分の壁紙に直で両面テープを貼れば下の面の壁紙を貼ることができる。
という段取りに変更して…やっと完成。
ひとつだけ心配なことは、何年も貼ってたとして、果たしてマスキングテープがキレイに剥がれるかどうか。
ですが、キレイに剥がれてね、ということで‥。
けっこうあちこちたわんでしまいましたが、ottoは「そのほうがほんとの木っぽく見えるよ」と言ってました。
木目にしたらうるさい感じになるかなぁ‥と心配だったけど、そんなこともなかったと思うし、ottoも喜んでくれたし、なんとなく明るくなった気がするし、ずーっと木目にしたかったから、やってよかった(˶ᵕ ᵕ)⁾⁾。
‥でも、壁というか壁紙というか…は、難易度高過ぎ…二度と手を出すことはなさそうです ‧̣̥̇
(˶ᵔㅅᵔ˶)