がらぼう和布のボディタオル

むかしっから化粧するのが嫌いで､何年前か思い出せないくらい前に､テレビではじめてあきゅらいずのCMを見たとき『すっぴんでいられるようになれるの?!』とクレンジングと洗顔石鹸がセットになったのを購入｡

そのとき､すっごく気になったこのボディタオルもいっしょに注文してみました｡

石鹸をつけずにお湯だけでカラダを洗える､とか､レビューに〝１年どころかボロボロにならない限り使える〟というようなことが書いてあって､使ってみたくて興味津々｡

届いて使ってみたら､とってもいい｡

ほんとに１年使えます｡

１年使ってもまだまだ使えそう｡

シャワーかけながらこのタオルだけで洗うのが好きだけど､水道代を考えると､いつもいつも‥はできないので､普段はボディシャンプーつけて洗ってます｡

お顔のお手入れ‥は､わたしはまったくと言っていいほどしないので､美養品のほうは『化粧水はドラッグストアでいっか～』と継続して購入することにはなりませんでしたが､ボディタオルは必需品に｡

毎年12月中旬までに〝来年のボディタオルを注文する〟のがあたらしいトシを迎える準備でした｡

‥が､一昨年の12月､注文しようとしたら〝販売終了〟_…｡

『年､越せない _‧̣̥̇新年迎えられないぃぃ』と､慌てて同じようなのを探しまくってAmazonでみつけて注文｡

注文したあと､〝毎年12月に来年の分を注文してましたがもう買えなくなってしまってとても残念です〟‥というようなかなしいきもちと､ほんとにこのボディタオルが好だったことを書いたメールをあきゅらいずさんに送りました｡

ちょっと時間が経過して‥固定電話が鳴りました｡

知らない番号だけど出たら､なんと‥あきゅらいずのかたからです｡

在庫がいくつかあるのを購入させていただけたのですっっᐠ(˶´ ᵕ `˶)ᐟ｡

『なんて素晴らしい対応だーꉂꉂ (˶ʘ₀ʘﾉ)ﾉ』と心の底から思いました｡

『あきゅらいずのがらぼう和布を作ってるメーカーがあるはず｡そこで売ってるのがあるのでは？』と思い､おなじようなのをみつけてAmazonで注文しましたが､電話をくださったあきゅらいずのかたが「まったく同じではないかもしれませんが‥」と教えてくれたのは､わたしがAmazonで注文したボディタオルでした｡

ほんとうに､この電話くださったことは感動でした｡

そのとき買わせていただいたがらぼう和布は､来年の分でおしまいです｡

ネットで探すとおなじようなのはあるみたいだけど_…､Amazonで買ったやつも使ったけどやっぱりなんとなく違う気がして､あきゅらいずのがらぼう和布が好きでした｡

いつか再販される日がくるといいなぁぁ｡

再利用

これまでは１年間使ったら捨ててましたが､丸１年使ってもしっかりしてて､去年の大晦日､ふと『なんだかもったいない‥掃除に使えそう‥』と思いました｡

毎日毎日カラダ洗ってたから『厄というか_…よくない運とか_…染み込んでそう…෫(ᇹᇹ )』とも思ったけど｡

ときどーき､クイックルワイパーにマイクロファイバーのクロスつけて床拭いたりしてましたが‥

わたしのなかでは､がらぼう和布のほうがダントツ勝利です｡

クイックルワイパーの本体は､挟むやつじゃないので（ウチのは穴につっこむやつ）､はじめは折りたたんだがらぼう和布をクイックルワイパーでおさえつけて床拭いてました｡

やりにくい｡

何年か前まで､月に２回かならず床を水拭きしてましたが､ここ数年は余力がなくなったらしくできなくなりました｡

‥が､がらぼう和布で拭いたあとの床の足の裏の感触が‥わたしの好きな〝キレイな床〟の足ざわり｡

〝ほんとは水拭きしたいけどできない〟ことがストレスになってると思って久しかったけど､なんだか水拭きしたときよりがらぼう和布で拭いたほうが床がキレイになってる感じがして､ストレスはなくなりました｡

いままで何年も捨ててたがらぼう和布_…もったいないことした_…｡

ひっかかるところがスルっと動くまで拭くのは時間がかかるので､がらぼう和布で拭くのはパートが休みの日だけ｡

パートの日は､クイックルワイパーシートでちゃちゃっとウチの中の床全部やっても５分くらいで終わるくらいいい加減｡

床拭くときは力いっぱい拭くけど､ついたホコリをゴシゴシ洗うと､はやくにボロボロになっちゃいそうだから､ガムテープでホコリを取って洗面台でやさしーく撫でて洗って､ネットに入れてさらに洗濯機で洗います｡

毎日がらぼう和布で床拭けるようになりたいな～｡

つけたし（2022年９月15日追記）

この記事を書いたあと､これから先のボディタオルを買っておきたくて､売ってるお店を探して買いました｡

そのお店も〝在庫限り〟となっていたので､注文するとき､がら紡和布のタオルが大好きでずっと使っていたことを書いて送ったら､いいモノだからずっと販売したいけど生産者のかたが廃業してしまって在庫限りになってとても残念に思っている､と､お返事をくれました｡

〝がら紡和布〟は､筒に入ったわたをガラガラと音をたてて回転させて､ゆっくりゆっくりガラ紡機で紡いだ糸を使ったいま生産されている唯一の〝和布〟で､いまは全国で現役で稼働しているガラ紡機は片手で数えられるくらいしかないそうです（⇠今回調べてはじめて知って､どうしても書きたかったので追記です）｡

ガラ紡機は最新の紡績機にくらべると､能率は1/100以下､とのこと｡

とてもいいモノだと思うので､がらぼう和布がなくなる日がこないことを切に願います｡

（ずーっと〝わふ〟だと思ってたら､今回買ったボディタオルには〝わぬの〟とフリガナがありました_{‥ ‧̣̥̇}）