銀色の丸い取手のレトロな棚にペンキを塗りました。

こういう古い棚『1コでいいから欲しいっ!』とずっと思ってて、ヤフオクで購入(落札?)しました。

右側面には『虫食いかなぁぁ』と思うようなちいさな穴がたくさんあって、左側面にはとれないシミがあったけど、

かなり古いモノということを承知して落札してるので、

『いつかどうにかしたいな~』とちょっぴり思っただけで、

すぐにどうにかしようとは思いませんでした。

でも、掃除しててこの棚の側面を拭くたび、

『やっぱりどうにかしたいよね』と思ってたので、

3年たって、ペンキを塗ることにしました。

もともとは、白です。

こうして見ると『そのままのほうがかわいく見える』と、きもちがぐらぐらします。

床に置くとちょっと低いので、届いてすぐ(セルシステムという棚の)メタルベースをつけました。

20年くらい前、モダンスペースというお店でひとめ惚れした棚(⇠調べたらセルシステムというものでした)を1コ買って、別売りのメタルベースを2コ買いました。

向きが動く低いベース(⇠ブラウン管テレビを置くとき用)と、〝棚〟で使いたいとき用で、すこし背の高い動かないベース、で2コ。

ヤフオクでこの棚を買ったとき、ふたつとも物置で眠ってました。

このベースは、いままでいろいろ使いまわしてて『買っておいてよかったわ~』と何度思ったかわからない〝重宝してるモノ〟です。

届いた棚の底に、ひきだしで見えなくなるので躊躇なく電動ドリルで穴をあけて、太くて短めのボルトと蝶ナット、ワッシャーを買ってきてメタルベースをつけました。

動かないベースのほうがいいかなぁ‥と、背の高いベースをさきにつけたら『斬新だと思うけどなんかへんかも(ಠ‶ಠ)』と思いました。

壁につけるから、動くのでもいいよね‥と、低いベースをつけました。

(このベースは背の高いほう)

銀色の取手と色は合ってる、そばにあるテーブルの3本脚もシルバー。

全体的に見ると『まぁまぁいいんじゃない?』と、このときは思いました。

が、しばらくすると、棚よりかなりはみ出してる脚が『なんかダメかも(≖_≖)』になりました。

そうなったらもう『どうにかしなければ⚰︎˟ ‧̣̥̇)』で、あたまがいっぱい。

木材買ってきて脚を作って、ターナーのインクブラックを塗ったのがインド菩提樹と写ってる写真です。

脚の木材は、棚の底面とおなじ大きさに切った2.5㎜厚のベニヤ板にビスでつけてます。

ベニヤ板は、棚の底面とおなじ位置に穴をあけて、メタルベースと同じく、ボルトと蝶ナット、ワッシャーで固定、です。

3年たったころ、やたらといろんなモノにペンキを塗りました。

ずーっと『どうにかしたいっಠ_ರೃ』と思ってたこの棚も標的に‥。

こども用の椅子は、「ペンキぽろぽろ落ちるから」と、妹が捨てようとしてるのをもらってきたもので、はがし液でペンキをはがして(⇠ものすごくたいへんだった)ちがう色を塗ってました。

ホームセンターで〝リネンベージュ〟という色のペンキを見て『ぜったいいい色にちがいない!』と決めつけて(名前に惚れた ‧̣̥̇、椅子とこの棚を塗ることにしました。

が、塗ってみたら、おなじペンキなのに、ぜんぜんちがう色。

おなじ色に見えなくなる、なにか原因があったのでしょう。

椅子は何回もペンキ塗ってたし、材質とか…。

ターナーミルクペイントを愛用してますが、このペンキはターナーミルクペイントとくらべたら、水っぽくて塗りにくくて一度塗りでは話にならないくらい(--)で、4回か5回は塗りました。

同時進行で2回目を塗ってるとき『あれ?なんか色ちがうけど?なに?』と思いましたが、『もっときっちり塗って、ちゃんと乾いたら、おなじ色になるかも…』(⇠なるわけないと思いながらも淡い期待を…)で何度も何度も重ね塗りしましたが、おなじ色にはなりませんでした。

棚のほうは、まだいい、そんなに悪くないかも。

でも、椅子はちょっと好きじゃないっ、ぜんぜんダメ(ಠ.ಠ||)

しかも、椅子だけ、なんだか紙粘土みたいな見た目と手触りになってました(ᵕ̩̩⚰︎ᵕ̩̩ ❘)

何時間もかかったけど、すぐに塗り直しを決意して決行。

『またおなじ時間かけて塗るのか…』 と思ったら泣きたくなったけど、〝もっとよくしたくて〟やったのに、ダメダメになったのをそのままにするのは、パートが休みの貴重な時間をムダにしたことになる。

それはぜったいイヤだから、たとえ夜中までかかろうが塗り直し、です。

もう『どうしたらいいかわからなーい』ってなってて、ウチにあったターナーミルクペイントのインクブラックを塗って、脚も『アイアンペイントより茶色だな(ಠ‶ಠ)』でダイソーの水性ペンキで塗り直し。

椅子もおなじくインクブラック。

手芸屋さんで、見たことない布の端切れが半額で売ってて『いつかなにかに使えるかも』と買ってた〝印伝〟(⇠鹿革に漆を刷り込んで模様を浮かび上がらせてるそうです)を天板に両面テープで貼りました。

丸1日かけてさいごに思ったのは『レトロなかわいい棚じゃなくなったこれも失敗߹-߹』でした。

最終形(脚は、どうにかしたいけど)

『かわいくないっಠ_ರೃ好きになれない』と、1ヶ月もしないで、上からヘンプベージュを塗りました。

やすりがけして、インクブラックの黒もところどころのぞかせて、インクブラック塗ったことがムダにならなくてよかったεー(ᵕ⚰︎ ᵕ̩̩ )なのです。

脚もインクブラックにしたいけど、隣の古いロッキングチェアの色と合わせるなら茶色のままかなぁで、決められなくて、保留。

いっぱいあるちいさな穴とかシミが気になってるからペンキを塗ったけど、『そのままがいちばんよかったかも』と、きもちがぐらぐらするなら、

    〝白〟塗ればよかっただけじゃない?

…と、いま思いました。

でも‥これはこれで悪くないと思う。

いまはこれで〝よし‎|˶⁻ -⁻˶)و〟とします。

(˶ᵔㅅᵔ˶)