今年、ホワイトセージの苗をふたつ購入しましたが、どちらもウチの中で育てるうちに、葉っぱがくるくるになってしまいました。
風通しと陽あたりのいい場所に置いたり、水やりの間隔をちょっとみじかくしてみたりしたけど、くるくるのまま。
原因も対策もわからない…
『ウチの中だけだと、本来のホワイトセージの姿で育てるのはむずかしい』というのが、わたしの中で出た結論(⇠私見です)。
左はメルカリ、右は花屋さんで購入。
乾燥させた葉っぱを燃やして出る煙は空間を浄化する‥という神秘的なところに惹かれます。
‥が、いままでなんどか育てて、一度もじょうずに育てられたことがないハーブで、ちょっと苦手。
ですが、今年は〝手間がかからないハーブ〟が欲しくて、『ホワイトセージって手間かからなそうな気がするけどなぁ』‥と、メルカリでポチっと買ってしまいました。
2年前に育ててたホワイトセージ。
いつも苗を買ってもみじかいおつきあいしかできなかったのに、このときは、こんなに大きくなって大喜びしました。
ベラボンだけで植えて、花も咲いて『ベラボンすごいなー』と思いました。
…が、寒くなってきたら、どんどん弱って〝捨てるしかない〟と思う姿に変わり果てて…結局おわかれになりました。
もしかしたら、みじかくバッサリ切ってたら、ほんとは捨てなくてよかったのかもしれない、と、いまは思いますが。
『じょうずに育てられなくてかわいそうだから、二度とホワイトセージは買ってはいけない』‥と思いました。
今年は毎年恒例春のハーブの種蒔きをしなかったので、前の年の春に種蒔きして越冬させたバジルを捨てたら、鉢が空きました。
‥で、手間がかからないハーブがいいなぁ~と考えてたら、うまく育てられないのにホワイトセージが頭に浮かびました。
『かわいそうだから買ってはいけない』の決心は?ですが。
メルカリでポチっとして、届いて、傷んでるように見える葉っぱを切って、ひゅうが土+ベラボンに植えかえて、ハーブたちの指定席の日中陽あたりのいい窓際に置きました。
1ヶ月半経過。
葉っぱに異変……丸まってよじれてきた。
ほとんど窓を開けない窓際だから、窓を開けてることが多い台所の窓際に移動(ここもハーブの指定席)。
‥窓開けっぱなしでも、ちっとも改善しませんでした。
ホワイトセージの葉っぱらしくないので、根もと近くでばっつり切ってみました。
種蒔きするようになったのは〝うまれたときから育った環境ならうまく育つのでは?〟という理由からだったので、挿し木で根っこを出せればホワイトセージの葉っぱらしい葉っぱで育つのでは?‥と、挿し木にも挑戦。
過湿は嫌いなホワイトセージさんですが、ユーカリムーンラグーンの挿し木に成功したときとおなじやりかたで。
クリアファイルがなかったので、プチ温室は作りませんでした(⇠発根させられないと思ったから、買いにも行かなかった…)。
バケツの中には、1㎝くらいミリオンA(今回は粒の大きいのを使用)をしいて、プレステラ(スリット入りプラ鉢)が3分の1くらい浸かるように水を入れて、湿度保つように霧吹きしてビニール袋で密閉。
1本は1ヶ月くらいで腐ったみたいになって失敗。
1本だけなので、ちっちゃいガラス容器に変更。
ムーンラグーンの挿し木のときは、まめに水とりかえて1日何回も霧吹きしたけど、今回は1週間に1回水とりかえたかなぁ…霧吹きも3日に1回やってたかなぁ…ってくらい、発根しないと思ってるから手抜きでした。
‥でも、発根しましたっっ 。
なんの葉っぱでも発根すると、なんかとってもうれしくなります。
たまたま入った花屋さんで、ピンっとした幅の広い葉っぱがけっこうついてるホワイトセージが…。
根もとちかくでみじかく切ったメルカリで買ったホワイトセージは、すくすくと成長してましたが、ホワイトセージらしからぬ姿になってました。
発根したのをここまで大きく育てるには、とてもとても時間がかかりそうだし、わたしがこういうふうに育てられるわけがない‥ので、〝発根させて育てよう〟という考えは却下して、『ホワイトセージらしいホワイトセージが欲しいんだってば』と、またまた購入。
メルカリで買ったホワイトセージと買ってきたのを並べると…
ぜんぜんちがう…
あたらしくお迎えしたホワイトセージは、このままの感じで大きくなってほしかったのです。
…花屋さんから買った苗も、葉っぱがくるくるになってしまいました。
今回はくるくるになっても、切らずにそのまますることにしました。
水やりは、3日に1回。
水が足りないのかな?
買ってきてすぐ並べて撮った写真は〝ぜんぜんちがう〟のに、すっかりふたつとも〝そっくりさん〟になってしまいました。
ottoに「ウチに来てからすっげー間延びしたよな」と言われたけど、ウチの中でいま置いてる窓際より陽あたりいい置き場所はないからどうにもならない。
お水あげすぎて間延びしてるのか?‥、とも思うけど、葉っぱがクルクルするのは水が足りないの?と思うと、〝やっぱりウチの中っていうのがダメなんじゃないのかなぁー〟と思う。
でも、ジョーロで上からジャーっと水かけても、茎はだら~んとすることもなくピシッとしてるので、それなりにげんきなんじゃないかと思うのですが。
おまけ‥というか、いまのラベンダーメルローのことを‥。
お師匠さまに「寒くなったら断水して寒さにあてたほうが、春にぜったいいい株になるから」と教えていただいたというのに、いままでとおなじように水やりしてます。
白い斑のところが茶色になった葉っぱをピンセットでとるときも、水あげるときも、すっごくいい香りがぷんぷんで、へろへろな身も心も癒してくれるから外には出せなくて…お師匠さまごめんなさい なのです。
ほんとに冬。
はやく春になってほしい。
いまの姿のホワイトセージも〝これはこれでかわいい〟と思うので、越冬して春を迎えられますように。
(˶ᵔㅅᵔ˶)