いつものホームセンターでゲットしたアデニウムアラビカム。
お迎えしても、相性が悪いのかかならずダメにする葉っぱがあります。
シュガーバインとアイビーダックフット、そしてアデニウム。
母の形見の砂漠のバラをぶにょぶにょにして、身代わりで天空のバラを買ったけど、やっぱりぶにょぶにょにして、それ以来〝アデニウムは育てられないから買っちゃダメ〟な葉っぱでした。
このアラビカムさん、税抜き1,980円也。
ホームセンターは若干お安いと思ってるけど「安っっꉂꉂ (˶ʘ0ʘ˶ノ)ノ」って思いました(妥当な値段かな?)。
おねーさん店員さんも「うちにはほとんど入ってこない」と言ってるし、しょっちゅう行っててもいままで一度も見たことない。
3鉢あって、おねーさんは、ちがう鉢をおススメしたけど、葉っぱの色がこっちのほうが好き(葉っぱもちょっと違うみたいだった)で、このコをお迎えしました。
おねーさんがおススメしたコはとてもがっしりしてるけど、このコはやわらかさを感じる怪しいところがありました。
おねーさんが鉢から出して根を見てくれようとしましたが、鉢のカタチのまますぽっと出てきて、はらいおとして根を見たら、もとに戻すのがたいへんそうなので、そのまま戻してもらいました。
鉢から出してチェックすると、やっぱりところどころやわらかい… ‧̣̥̇
げんきなコでもぶにょぶにょにしてしまうというのに、ぶにょってなってるのをそのまま植えたらぜったい腐らせる。
‥ということで、変色したりやわらかくなってるところは無水エタノールで拭いたカッターで切って、殺菌のためにベンレート水和剤を粉のまま切ったところにつけました。
ベンレート水和剤は、インド菩提樹が『なにかの病気では〻(°o°‧̣̥̇)』とあたふたしたときに買ったのがあって、そのままつけると殺菌剤として使える、と、今回調べてはじめて知って、常備しておこうと思いました(˶ᵕ ᵕᵕ)⁾⁾。
ひゅうが土+ベラボンに植えかえ。
ほかの葉っぱを植えてたのを洗って乾かしてる最中で、完全には乾いてないけどほとんど乾いてるよね?のひゅうが土+ベラボン。
あたらしいひゅうが土+ベラボンに植えたかったけど、あたらしいひゅうが土は洗ってから使いたい…が、今回はそんなことしてられない、と、乾かしてる最中ので妥協しました。
アラビカムさんは、ベンレート水和剤をつけてダクトレールにつけてるちっちゃいファンをまわしっぱにした真下に1時間くらい置いただけ(⇠ほんとは何日か乾かしたほうがいいんだろうけど)。
植えかえたあと水はあげませんでした。
植えかえて1週間くらい経つと、葉っぱが黄色くなって触るととれるようになりました。
この写真は、植えかえて9日経って、土はカラッカラに乾いて見えるから、『そろそろ水あげてもいいかな~』と水をあげて『なんかへんな感じする…』って思って触ったら『あぁ…やわらかくなってたか…(Θ Θ||)』とショックを受けながら撮ったもの。
胴体の右側がやつれたような…吹き出物みたいなプツプツがふえたような…葉っぱのつけ根=枝先が黒くなったような…と思いながら土のきわのあたりの茶色いところを触るとぶにょってしました。
〝寒くなってきた〟or〝水が欲しい〟で、葉っぱが黄色くなったのかと思ったけど、〝腐ってる〟からだったのではないでしょうか。
やわらかくなってるところは、ちょっと酸っぱいにおいというかなんというか…へんなにおいがしてました。
根を残したかったけど、腐ってないところまで切ると、もとの1/3くらいまで短くなってしまいました…߹-߹
でも、まだ諦めない。
タコ足に挑戦します。
やりたいわけでもないけど、たぶんダメにしそうだから、なんでもできるというかなんというか…そんな感じでの挑戦。
大根の面取りみたいにしてルートンをつけました。
〝鉢の7分目くらいまで土を入れて、ペットボトルのフタを置いて、その上にのせて、土をかぶせる。〟
‥と、タコ足のことを書いてるかたがたのほとんどが書いてました。
ウチにはペットボトルのフタはありません。
で、プラダン登場。
のせられればいいんだよ、でこんなのを作りました。
根が下にまっすぐのびることを願って、のせるところは胴体よりもひとまわり小さくしました。
鉢の底にベラボンプレミアムを2㎝くらい入れて、その上にベラボンSサイズを入れて、プラダンの台をギュギュっと入れたら、アラビカムさんをプラダンの台にのせて、胴体が1㎝くらいかくれるまでベラボンSサイズをギュギュっと入れました。
水はしばらくやらずに様子を見ることに‥。
次の日には、1枚をのぞいて葉っぱがぜんぶ黄色くなりました(1枚だけ黄色くならないのは不思議)。
3日後、黄色くなった葉っぱはぜんぶ触るととれました。
水は…いつどうやってあげたらいちばんいいかわからなくて、まだあげてません…෫(ᇹᇹ )ウーン…。
胴体はあちこち触ってるけど、いまのところやわらかくなってるとこはナシ。
さきっぽのウチに来てから黒くなったように見えるところも、まだ大丈夫。
このあと、このコはどうなっていくのでしょう…。
タコ足どころか、近いうちにおわかれになりそうな予感しかしません。
母は、友人からもらった砂漠のバラを何十年もかけてとても大きく育てました。
母が亡くなったあと人に譲ることになって、父がわけてちゃんと発根したげんきなコを父と1鉢ずつ育てることにしました。
父が育ててるのがダメになったあともウチのは順調だったのに、何年目かの春、どんどんきれいな緑色の葉っぱがたくさんになって「げんきでいいわ~」と喜んだ数日後に「あれっっ?なに?どーしたのっっ〻(°⚰︎°||)」状態になって、おわかれしなければならなくなりました。
うれしくて水をあげたのがダメだったか?くらいしか思いあたらないけど…かなしいしさみしかった。
身代わりになんかなるはずないのに、すぐホームセンターに行ったら天空のバラしかなくて『どうせもうおかあさんの砂漠のバラは育てられないから似てるやつでいいよ』って買ったけど、1ヶ月も経たずにぶにょぶにょにしました。
〝育てられない〟と思ってる葉っぱをお迎えして育てられなくてすぐにおわかれすることは、葉っぱにも、そこまで育ててくれた生産者さまにも申し訳ない…と思うのです。
このアラビカムさんを育てられなかったら、アデニウムは諦めます。